④仕事に恵まれること
人生で長い時間を過ごす仕事が楽しいものであるか、そうでないかで人生は大きく変わってきます。もちろん、楽しんで仕事ができるようになりたいものです。そのためには、仕事に恵まれることが大切だと思いますが、一流企業に就職するとか、会社で出世するということではありません。仕事を通して人として成長できる、そのような仕事に携われるかどうか。そのためにはどのような会社を選択するかという問題の他に、貴方の仕事との向き合い方も問われることになります。
イソップ物語に、レンガ職人の話というものがあります。道を歩いていると、3人のレンガ職人がレンガを積んでいました。なぜ、「あなたはレンガを積んでいるのですか」と質問したところ、このような答えが返ってきたそうです。
職人A：重労働だけど、給料がいいからね
職人B：家族を養うため頑張っているんだ
職人C：大聖堂を作る仕事に関われて光栄だよ
同じ作業をしていても、考え方次第でこうも違うものなのですね。
あなたはご自分の仕事をどのように考えていますでしょうか。
読書のススメのコーナーで、「自分をいかして生きる」という本を紹介しています。西村佳哲さんという方が書かれた本ですが、肩書は働き方研究家だそうです。仕事との向き合い方について、参考になる本です。
たかが仕事や働き方の話がなぜ、人生や生き方、ひいてはあり方といった大げさな話になってしまうのだろう。それは仕事や働き方が、人間の尊厳にかかわる事々として目に映っているからだと思う。
参考図書の紹介④自分をいかして生きる | QMS経営研究所® (qms-sr.com)
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