参考図書の紹介①7つの習慣

ここに1冊の古びたシステム手帳があります。
私が今から30年前に購入したもので、中にはその時々に読んだ本で印象に残った部分を書き写しています。
このコーナーでは、その中からクオリティの高い人生を歩むために参考となりそうな本を紹介したいと思います。

第1回目は、世界中でベストセラーとなっている本なので、御存じの方も多いとは思いますが、「7つの習慣」を取り上げたいと思います。あまりにも有名なので今更ながらという気はしますが、私の人生に与えたインパクトの大きさからすると、取り上げないわけにはいかない本です。
人生の限られた時間を有意義に過ごすためのノウハウが詰め込まれた本です。私は40代後半でこの本に出合いましたが、もっと若いときに読んでいれば、また違った人生があったのではないかと、思わせる本です。
ぜひ、若い人に読んでいただきたいと思います。
原著はボリュームのある本ですが、要約本やコミックでも出版されていますので、まずはそれからでもいいと思います。

7つの習慣とは、次の7つです。
①主体性を発揮する
②目的をもって始める
③重要事項を優先する
④Win-Winを考える
⑤理解して理解される
⑥相乗効果を発揮する
⑦刃を磨く

それぞれの中身は深いので、ここでの紹介は省きますが、次のような件があります。
人生の最後の姿を描き、それを念頭に置いて今日という一日を始める。人生の目的を明確にすることによって、毎日の活動が人生全体の目的に対して有意義な形で貢献できるものになる。
自分の葬式の場で、集まってくれた人たちから、あなたの人生についてなんと言ってほしいだろうか。

短い人生の時間をテレビやスマホを眺めて、漫然と過ごしていてはもったいないと思います。


また、家族や学校、会社での人間関係に悩んでいる方にもおススメの本だと思います。次のような件(くだり)があります。
直接コントロールできる問題は、習慣を変えることによって解決される。間接的にコントロールできる問題は、影響を及ぼす方法を変えることによって解決される。全くコントロールできない問題については、自分の態度を変える必要がある。
悩みというものは、自分の思い通りにならないことから起こるものですが、そもそも自分がコントロールできないことをあれこれ思い悩んでも仕方のないことです。私はこの文章と出会ったとき、それまでの悩みが消え、いっきに霧が晴れたような気がしました。他の人のことを自分があれこれ考えても仕方がない、自分ができることに集中しよう、そう考えると肩の力が抜けて楽になりました。

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