人生のクオリティ向上⑧マンダラチャート

マンダラチャートをご存じですか?
目標達成のためのツールですが、大谷翔平さんのマンダラチャートが有名なので、聞いたことがあるかもしれませんね。ネットで「大谷翔平 マンダラチャート」と検索すると、出てきます。子供の時に「8球団からドラフト1位獲得」を実現するためには何をすべきか具体的にして、日々それらを実践することでなりたい姿を実現したという話です。参考までに、実際のマンダラチャートを載せておきますね。

確かにこれらを実現すれば、現在の大谷選手の現在の活躍する姿も納得!ですね。ただし、凄すぎて自分には関係ないと思われる方も多いのではないでしょうか。
QMS経営研究所の目的のひとつは、皆さんの人生のクオリティ向上に貢献することです。幸せな人生を歩むためのツールの一つとして、マンダラチャートの作り方について解説します。
参考にしていただき、時間を見つけてご自身のマンダラチャートをぜひ作ってみて下さい。
私もこれまでの人生で節目節目に作成してきましたが、今の自分があるのはチャートのおかげと言っても過言ではないと感じています。
実物を紹介するのは気恥ずかしくて遠慮しておきますが、前期高齢者になった今の目標は「死ぬときに後悔しない」です。臨終の間際で、「あれをやっておけばよかった」と後悔しないよう「やりたいこと」をリスト化し取り組んでいます。
皆さんも幸せな人生を歩むためには、どのようなことをすべきか、書いてみて下さい。
そうは言っても、直ぐには難しいと思われる方は、人生の8台目標と言われる「A.健康」「B.仕事」「C.経済」「D,家庭」「E,社会」「F.人格」「G.学習」「H.遊び」について、考えてみてはいかがでしょうか。

マンダラチャートは、1979年に松村寧雄氏によって開発された目標達成や発想法のためのツールです。この手法は、3×3のマトリックス(9マス)を使って、目標や課題を視覚的に整理し、明確化するものです。中心のマスにテーマや目標を設定し、その周囲の8マスに関連する要素や解決策を記入していきます。
マンダラチャートの特徴としては、次のようなものが上げられています。
バランスの取れた視点:全体と部分の関係性を同時に把握可能。
問題解決能力:個人の目標から組織の戦略まで幅広く応用可能。
アイデアの発散と集約:新しい発想を生み出しつつ、それを整理することが可能。
視覚化:複雑な情報を簡単に理解できるようにする。

マンダラチャートを作成する手順は以下の通りです:
行動計画を立てる 各マスに記入された具体的な行動を実行していきます。これにより、目標達成に向けた明確なステップが見えてきます。
マス目を準備する 紙やExcelシートなどに、縦3マス×横3マスの合計9マスを描きます。これが基本のフレームになります。
中心に目標を記入する 中央のマスに達成したい目標や解決したい課題を記入します。これが「メインテーマ」となります。
周囲の8マスを埋める メインテーマを達成するために必要な要素や関連するアイデアを、周囲の8マスに記入します。例えば、目標達成に必要なスキルや行動などを具体的に書き出します。
派生チャートを作成する 周囲の8マスに記入した要素をそれぞれ中心にした新しいマンダラチャートを作成します。このプロセスを繰り返すことで、合計81マスが埋まる大きなチャートが完成します。

記入用のマンダラチャートは、エクセルで9×9の枠を作成し、A4かA3の用紙に印刷したものを使ってもいいですし、ネットで検索すれば親切な方がテンプレートを公開してくれていますので、それを使ってもいいでしょう。
実際にやってみると、81個のマスを埋めるのは大変だと思います。すべて埋まらなくても気にしないで下さい。繰り返すうちに目的とやるべきことがクリアになってくると思います。作成しながら、頭の中を整理するのも目的の一つです。
そして、書き上げて終わりではありません。
ここからがスタートです。ひとつひとつ日々の生活の中で実践していってください。
そうすることで、1年前の自分を振り返ったときにご自身の変化に驚かれるはずです。頑張ってください。

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