人生のクオリティ向上④家族や友人に恵まれること

クオリティの高い人生を送るためには、家族や友人の存在も大切ですね。

③家族や友人に恵まれること
 最近は結婚しない人や子供を作らないカップルが多くなっていますが、人生にとって家族を持つことの意味は大きいと思います。結婚して、子供ができて、…確かにお金もかかるし、面倒くさいこともたくさんありますが、それ以上に得られる喜びは大きいものです。子供や孫の笑顔に接するだけで、幸せな気持ちになります。また、人生の苦しい時期に「家族のために」頑張れる、ということもあります。
 人を好きになり一緒にいたいと思うのは自然の感情だと思いますが、そのような人との出会いに恵まれない方もいらっしゃるかもしれません。また、人によっては結婚や出産は、リスクを背負った一種の賭けだと思っている人がいるかもしれません。
 参考までに、ISO9001では「リスクと機会に対する取り組み」という項目があり、次のように書かれています。

 リスクへの取組みの選択肢には,リスクを回避すること,ある機会を追求するためにそのリスクを取ること,リスク源を除去すること,起こりやすさ若しくは結果を変えること,リスクを共有すること,又は情報に基づいた意思決定によってリスクを保有することが含まれ得る。

 世の中にはいろいろな意見があり、押し付ける気はありませんが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざもあります。リスクテイクしないと得られるものが少ない、のも事実だと思います。
 いろいろな事情を抱えた方もいらっしゃると思いますので、気分を害したらお許しください。

 会社と家庭以外のサードプレイス(第三の場所)を持つことの重要性を聞かれたことがあるかと思います。
特に中高年の男性の場合、家と会社の往復で他とのコミュニケーションがほとんどない方も多いのではないかと思います。定年を迎えたときに、会社以外に行くところのないのは寂しいものです。同じ趣味を持つ人、地域社会での交流、いろいろな場面に積極的に参加して、気の合う仲間を見つけておくことをおススメします。
 私の場合は、趣味(ロードバイク(スポーツ自転車))で知り合った仲間と、年に数回泊りがけでツーリングに行っていますが、年齢は自分の息子より年下の者から大先輩まで、勤め先も全然違うメンバーの集まりです。いい歳をした大人がワイワイガヤガヤ、好き勝手話し合える場所は何とも居心地のいいものです。
 サードプレイスという言葉は、アメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した考え方である。著書『The Great Good Place』(1989)のなかで、「家庭や職場での役割から解放され、一個人としてくつろげる場」としてサードプレイスを位置づけた。利害関係のないコミュニティを謳歌し、様々なストレスを抱える現代社会のなかでも、ゆったりと過ごす時間を得ることが重要だとしています。
 あなたにとってのサードプレイスはどこですか?








 

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