QMS経営ベーシック⑨PDCAの実践❸CHECK_定期的にチェックしましょう

今回はCHECK(評価)について解説します。
いわゆる体育会系の会社に多いのが、PKAN➡DOまでは注力するのだけれどCHECKが苦手な会社です。PD会社という呼ばれ方をすることもあります。PD、PDの繰り返しで、ちっとも進歩しない会社のことを指すそうです。
何事も計画通りいくとは限りません。計画通りに進まなかった場合にどうするか、が肝要です。

【3】CHECK(評価)

❶実施事項の見直しや修正は必要なタイミングで実施されているか
計画して実行して計画通りうまくいけばいいのですが、そうでない場合は見直しや修正が必要です、当たり前ですね。
半年、1年経過してからでは遅すぎますので、タイムリーに見直し・修正を実施してください。
月次とか四半期ごとという短いサイクルでPDCAを回転させることで、タイムリーな見直し・修正が可能となります。

❷チェックが単なる日程調整に終わっていないか
❸目標達成のための実施プロセスの点検は行われているか
❹目標未達成の原因は明らかになっているか
計画通り進んでいない場合に、じゃあ目標納期をもう半年伸ばそう、だけではいけません。
大事なことは、計画自体に無理があるのか、実施の部分に問題があるのかの見極めです。

❺担当者任せになっていないか
経営者や管理者の方の中には、組織化して担当を決めることがご自身の仕事だと思っている方も多いのではないかと思います。そして、もし計画通り進まなかった場合は、担当者の責任を追及する、のが仕事でしょうか。
いろいろ検討して計画はしたのだけれど、最後は担当者一人の頑張りにかかっている、担当者任せになっているのでは、達成は心もとないのではないでしょうか。
経営者か管理者には計画に対する結果責任がありますから、担当者任せにすることなく、どのようにすればうまく進むのか目配りする必要があります。



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